2011年2月24日木曜日

GXR WORKSHOP@名古屋

リコーのカメラGXRを使ったワークショップのお知らせです。
今回の会場は名古屋。
アクセサリーや雑貨など、小さな物を撮るコツを、実習を交えて学ぶ講座の講師をします。
木下アツオさんのスナップ撮影会もあります。
カメラを持っていない方、初心者の方でも大丈夫。
お気軽にご参加下さい。

名古屋の他に、高知でもGXRのワークショップが企画されているそうです。
名古屋、高知の方、この機会にぜひ。

講座の詳細、お申し込みはこちらから。

「プロが教える - 我が家がスタジオ!雑貨撮影会 in SEANT」
日時  2011年3月21日(月・祝)12:00〜18:00
定員  15名
参加費 1,500円
持ち物 筆記用具、SDカード(データが入っていないもの)
会場  SEANT  2F 〒460-0008愛知県名古屋市中区栄3丁目34-41

2011年2月22日火曜日

Come home! vol.23 (掲載誌)


インテリア誌「Come home!」の「可愛い写真の撮り方 教えてください!」という特集を担当しました。
私の撮影した写真と、読者代表の3名が撮影した写真が掲載されています。今回は自分の撮影だけでなく、読者の方の撮影にも立ち会って、アドバイスをさせていただきました。

撮影にはリコーのGXRを使っています。
GXRはコンパクトデジタルカメラでありながら、レンズ交換ができるというユニークなカメラ。正確に表現すると「カメラユニット」という、レンズと撮像素子が一体化した部分が交換できるという独自のシステムです。
重い機材を持ち歩きたくないけれど、描写にはこだわりたい時にお勧めしたいカメラです。私も最近はよく、このカメラを持って出かけます。

特集では、カメラ初心者向けに、難しい専門用語はできるだけ省いて、ごく基本的な撮影アドバイスをしています。GXRだけでなく、どんなカメラを使った場合でも当てはまる事柄です。
今回は「子供」「お菓子」「風景」をかわいく撮るのがテーマなので、特に、光の扱い方に注目しました。写真撮影というのは、光を写し取る作業なので、光の向きを意識して撮ることが上達の一歩です。

この号では、「セイロで作るほかほかおやつ。」という特集の撮影もしています。(こちらの撮影はGXRではありません。)
衝撃的だったのは、バナナをまるごと、皮のついたまま蒸すレシピ。おいしかったです。
撮影していたらセイロがほしくなって、さっそく合羽橋道具街に向いました。


Come home! vol.23 (主婦と生活社)






2011年2月21日月曜日

インスタントフィルムの現在


PX600 SILVER SHADE


写真の世界ではデジタル化が進むにつれて、フィルムや印画紙といった感光材料の生産規模が縮小されています。
特にここ数年で急に、入手できるものの選択肢が少なくなってしまいました。残念ながら、今後もこの傾向はよりいっそう進んでゆくのだと思います。

ポラロイド社も2008年にインスタントフィルムの生産から撤退。
sx−70というインスタントカメラはデザインが洒落ていて愛用者は多かったと思いますが、使えるフィルムがなければ、単なるオブジェです。
ところが昨年、新しいポラロイド用フィルム「PX」シリーズが「Impossible」というプロジェクトから発売されたとのこと。このフィルムを使ったイベントが中古カメラ店「sx-70 by sweetroad」で開催されました。

このフィルムを使ってみた印象としては、正直に言って、以前のポラロイドフィルムとは全く別のものと考えた方がいいということです。
ポラロイド社がインスタントフィルム製造をしていたオランダ工場を借り受けて、再生産を始めたという情報を聞いていたので、以前と同じようなフィムルを小規模に生産しているのだろう、と、勝手に思い込んでいました。

撮影や保存については、以前のフィルムとは違った注意点がありますし、思い通りの発色にならなかったり、完成したフィルムとは言い難いのですが、進化途中の、独特の風合いを味わうフィルムとしての楽しみ方はあるのでしょう。
そしてなにより、sx-70をオブジェではなく、カメラとして使うことができます。

イベントではこのフィルムを発売した「The Impossible Project」の設立者フロリアン・キャップス氏のトークショーがありました。
氏によると、ポラロイド社はオランダ工場の他、メキシコ等数カ所の工場で、フィルムの生産工程を分けて製造していたそうです。なので、オランダの工場を一カ所だけ使っても、同じフィルムの再現はできないし、そもそも環境問題のために以前の原料を手に入れるもできないそうです。
話を聞いていて、一度止めてしまったことを再開することの難しさを感じました。過去にできたことも、現在、未来にできるとは限らないと。

しかしながら、現在入手できる原料で、現時点での最高の製品を販売しているとのこと。
既にモノクロ、カラーをそれぞれ数バージョンリリースした中で、徐々に進化させてきていて、今後も改良は続けていくそうです。

「The Impossible Project」のサイト

ポラロイドカメラ「sx−70」等、中古カメラのが購入できる「sx-70 by sweetroad」のサイト
フィルムも販売しています。

2月19日発売「SNAP SHOT magazine」(エイ出版社)にフィルム「PX」シリーズが特集されています。
「sx-70 by sweetroad」主催のイベントの模様も掲載されています。



2011年2月17日木曜日

RICOH「RING CUBE」ワークショップ「おいしく撮ろう!料理撮影講座 ティータイム編」


1月にフォトギャラリー「RING CUBE」主催の「料理撮影講座」の講師を務めたのですが、こちらでお知らせする前に定員に達してしましました。
好評をいただき、3月に再度開催が決定。でももう、申し込みは締め切られたようです。
今後も撮影講座を担当することもあると思いますので、その時は早めにこちらでお知らせいたします。

「RING CUBE」では他にもさまざまな撮影講座が開催されています。
カメラの一日無料貸し出しサービスもありますので、試してみたい方にはお勧めです。

RING CUBE


「どよう本屋」


編集者、山田真由美さんが立ち上げた「どよう本屋」。
さまざまな形で本に携わっている人たちが集まって、それぞれのお勧めの本を紹介するサイトです。私も一冊、紹介してみました。

どよう本屋